いつかの日曜日

 

休日の朝。
駅近くのパン屋さんまでライ麦パンを買いに行く。
私はいつもぽかぽかと日の当る土手沿いを、てくてくと歩いて行く。
駅近くの土手沿いは芝生になっている。
そこにさしかかる時、私はいつも泣きそうになる。
だって、何だか幸せがあふれているのだもの。

お目当てのパンを買って、コーヒーを買って、飲みながら帰った。
ただそれだけなのだけれど、それでもとても平和で素敵な日曜日だった。