現在進行形で、生きている

 

“雰囲気が変わった”ということを、久しぶりに再会した友人によく言われる。

これは自分もその通りだと思っている。よくもわるくも、本当に変わったと。

昨日の自分も今日の自分も、さして変わらないはずなのに、いつの間にか少しずつ変わっていく。 何かに出会うことによって、少しずつ形成されていく。

それでも例えば10年単位で振り返ると、それぞれの自分は全く別の人間に思えてくる不思議。それくらい、20年前の私と、10年前の私と、今の私は全く異なる。

20年前と10年前と比べて、1番異なるのは、”安心した幸せを感じていること”、だと思う。あの頃の自分と比べると、はるかに、はっきりと、そう言える。

そう思いつつ、変わっていくのは正直寂しくもあるのも、事実だけれど。

幸せの中にちいさな不幸せは必ずあって、安心の中にも小さな不安があることも、分かっている。生きていく中では、しかなのないことだと分かっている。

器用に生きる必要はないと思うけれど、自分の中できちんとうまく消化をして生きることができればと思う。

そして、今の私がするべきことは、今日を、明日を、後悔をしないように、丁寧に生きることである。