バスケットボールという競技がとても苦手だった。
狭いコートの中で人と人がぶつかりそうになるし、実際に高校時代の体育の授業では、相手チームの子とぶつかってしまい痛い思いをした思い出がある。
それでも実際にプレイをするのと、プレイを観るのとでは違う。
ひょんなきっかけでManu Ginobiliという選手のプレイ集をyoutubeで見つけた。
彼はもう引退してしまったようだけれど、バスケットを全然知らない私でも”わっ!”と声を出して、気持ちが高ぶるようなそんなプレイだった。彼の手によって、バスケットボールがコート内を縦横無尽にするすると動いている。
ボールが小さなゴールにポスッと入って、ネットが揺れる瞬間は最高に気持ちがよい。その瞬間はとてもドラマチックだと思う。
新しく何かを好きになるってよいな、と思った。