あっという間に9月。
2020年から、月日が過ぎるのがより早くなったような気がする。
相変わらず実家には帰っていないけれど、月に1度姉と会っている。
ずっとおしゃべりをしていたいけれど、室内は怖いので会うのはいつも新宿御苑。ずっとマスクをつけて、向かい合わせにはならずに距離をとって、こまめに手を消毒して。
大好きだった喫茶店に行けないのは辛いものがあるけれど、もともとそこまで外に出る方でもなかったし、誰かと頻繁に遊びに行くこともなかったので、自粛という生活自体は私自身はそれほど苦ではない。
それでも、時々、急に、ふと、突然、「コロナが憎い」。
という感情が湧いてくる時がある。
夫の、家族の、友達の、職場の人の、自分自身の、感染が怖い。心配し続けているその時間が辛い。誰かが亡くなるニュースを聞くたびに、心が痛む。
でもそんなことを言っても仕方がない。
ああ、そうだ。涼しくなったら、美味しいお弁当を作って、公園で食べよう。
いろいろなことを忘れるんだ。ほんの少し先の未来の私の希望。