超御都合主義的映画

 

ただひたすらに毒のないハッピーエンドな結末の映画を観るのが、好きだったりする。

インド映画の “きっとうまくいく” もそのうちの一作。

数年前に観て以来、ときどき、元気をもらいに観る。

この映画を観る直前に”レクイエム・フォー・ドリーム”という、麻薬によって崩壊していく人々の映画を観てしまったためか、より一層に、この映画が明るく眩しく見えた。

ちなみに、どちらの映画も主な登場人物は4人。

最悪なエンドを迎えた4人と、最高なエンドを迎えた4人。

“きっとうまくいく” はありえないくらいの、全員主人公達ハッピーエンドに笑ってしまうけれど、それが何だかとても気持ちがよい。

そうだね、映画の中でくらい、ありえない夢を観たっていいじゃないか。なんてことも思うのだ。