記憶を記録

 

気がつけば、ものを書き続けて、写真を撮り続けて、20年近くになる。

生きてきたほとんどをそれらに費やしていることになる。と言っても、ただの記録程度であるためそんなに大げさには言えないけれども。

話をすることが難しい分、ノートに書いた。

見たものを残しておく為に、写真を撮った。

どう頑張ってもやっぱり忘れることは忘れるし、記憶だって鮮明ではなくなる。

そういうことが私は怖い。だから書くのだ。そして写真を撮るのだ。

この日記とはまた別に、ツバメノートに日記を書き始めた。

誰にも見せないただの日記。自分がその時何を思っていたのか、何をしたのか忘れない為に。そうすることできちんと自分を保てるような気がするのだ。